引越しシーズン

カテゴリー │うさぎ

引越しシーズン引越しシーズン庭のクロッカスのつぼみが膨らんだ。
もう、植えて何年たつだろう?
あちこちから芽が出ている。
うちの春を告げる最初の花だ♪


今日から3月。
3月は別れと新しいことが始まる人も多く、引越しシーズン。
2月から一般家庭の保護依頼が増え始めた。 ←年末とこのシーズンはお引越し~
里親がみつかりそうな子だといいのだけどそうでない子もいる。
斜頚・骨折による後遺障害(下半身麻痺等)
怪我の原因は飼育環境。

先日某うさぎ専門店さんと話をしていた。
私、「そういえば○メーカーさん、ケージ内に設置するステップ発売した。あれってどう思います?」
店、「出入り口のステップ?」
私、「じゃなくて空中の。」
店、「ロフト的なタイプ?あれは着地の衝撃を考えると…お勧めはしていませんね。」
私、「なんで狭いケージにあんな空中利用が流行ってしまったんでしょうね?うちはおかげで怪我が理由の引き取りの子が増えました。」

店、「そうですか…」
はい。箱うさぎは事情のある子が持ち込まれる所です。
実際にその理由の飼育&治療相談や引取が増えました。

うさぎさん散歩していても、いきなりジグザグの全力疾走することがある。
私は動きがつかめないから首をつる首輪はやめてもらい、胴輪をすすめています。
いきなりの音や喚声、他パニックなると大変。それは普段の生活でも同じ。
平面利用のうさぎさんでなく、空間利用のうさぎさんが最近増えた。
いつも器用に登ったり入ったりしているロフト・空中トンネルなど特に上部の空間利用、本でその様子を紹介しているからでしょうか? ←嫌いだ!
工事の音に、サイレンの音に、遊びに来た友人の子供の喚声にびっくりして暴れた。
ぶつけて眼振がありふらつき首が曲がってきた。 …斜頚
網部に空中の入り口にあしがひっかかり折れ曲がりぶら下がった。 …骨折
ぶら下がり暴れ腰椎骨折 …下半身麻痺

ケージ内を空間利用していない子でも忍者ののように駈け上がりケージ側面にひっかかり…
「いつもはバルコニー内で遊んでいるんです。ふと見たらいなくてまさか壁を飛び越えて落ちるとは」
予測不能?運が悪い?それだけなのかな…

うちのうさぎもケージ内で怪我をしたことがあります。
飛び跳ねた勢いで偶然蝶型?ネジにすっぱり額を切りました。
その後ネジ部を安全なものに替えました。
その時、獣医さんに言われました。
「怪我は飼い主が用意した環境が90%以上です」

うさぎは、高いところを登る子がいます。でも、岩場に住むチンチラではありません。
自然に暮らし障害物をよけることや場合に応じてジャンプすることがあっても木に登ることはないと思います。
人だって怪我をする。全員ではない。
うさぎも怪我をする。割合は少ないでしょう。

お客様と話す機会があるときは、こういう事もあるんですよとその危険も言います。
「(空中につけるトンネルを)空中ではなく床に置けませんか?ケージ内でなく散歩時の場として利用しませんか?」
「ロフトや空中ステップは、できれば使用しないほうがいいかと…」

100万分の1の確率かもしれません。
でも、その1になってしまった固体はあきらかに不幸です。
そうなっても多くの人はその子を大切にします。ごく一部の子がここに来ます。
私はここにいるたくさんの子をすべて管理できているわけではありません。
だからほんのわずかな可能性でもあるのなら、それを防ぐことを考えます。


反対意見もたくさんあると思います。これは、私の一意見です。
それが要因で飼育放棄という理由でここに連れてくる人が実際にいる。
これがここの現実です。ここが非日常ですか?私は日常なんです。
新しいスタートの季節。それが喜びの季節でありたい。


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    この記事へのコメント
    伊藤さん

    これからも頑張って下さい
    陰ながら、今自分達に出来ることで応援してます。
    Posted by 朝太郎 at 2010年03月01日 13:17
    そういえば・・・

    この記事を読んで思い出しましたが、昔、主人が子供の頃に
    飼ってたハムスターが、ケージ内に設置してあったカラカラ回して
    遊ぶので首を吊って死んでしまったという事がありました・・・。

    私もいずれ使用するつもりで、ロフトや空中ハウスを購入済み
    でしたが、使い方考え直さないといけないかなぁ・・・(><)

    tomomiさん、毎日が戦場のようなお忙しさでしょうが、ホンの少し
    でもいいから休んでくださいねm(_ _)m
    Posted by こゆき at 2010年03月01日 15:31
    空中利用のトンネルなどの商品について、本当に首をかしげたくなります。うさんぽも一回やって懲りました。自然の本性がめざめるのか、突進してハーネスがはずれそうになって、恐ろしかったです。

    このような飼い方についての記事は、後からでも読めるように、「うさぎの飼い方」「うさぎの生態」などのカテゴリーでタグを付けたらどうでしょうか?Webサイトでなくても、カテゴリーの仕組みを上手く使えば、ブログを買い物サイトにすることもできると思いますよ
    Posted by トト at 2010年03月01日 17:32
     
    我が家は使ってます。
    空中ハウス 。
    床に緩衝材の役目として藁材マットなどを敷いてあります。おかげで、なのか怪我も骨折もなく。
    床金網だと勢い余って ガツンと折れてしまう可能性があると注意書きをどこかで読みました。
    狭いケージ(幅60サイズとか?)だからこそ空間利用したいと思うのかもしれませんね。

    引越しシーズンですね。
    保護要請ですか‥ ;大変ですが 頑張ってくださいね。
    Posted by かとう at 2010年03月01日 19:04
    こちらも
    ぜひ転載させてください。
    Posted by フラウ at 2010年03月01日 21:14
    朝太郎さん、
    ありがとうございます。応援してもらえるから私も動くことができます。
    時々後ろを向いて動きたくなくなります。弱い自分もいる。
    でも、小さな子たちがいるいじょうゆっくりでも前を向き動かないといけないですものね。

    こゆきさん、
    そうですか「何万分の1」になってしまった子がいるんですね。
    空間利用のものを空間で使うかどうかはお世話人次第です。
    私はそれが正しいかそうでないかはわかりません。
    ただそういうものが出回ってなかったらここに来なくていい子がいたという現実しかいえません。

    トトさん、
    > 、「うさぎの飼い方」「うさぎの生態」などのカテゴリー
    そう言う事も有りですね。でも飼い方とか生態と言えるほど全部を答えれるわけではありませんから「経験」「体験」?何か当てはまる言葉さがしたいですね。
    そうしたら過去の、開帳肢、目の治療(膿)、ブラッシングをしなかった例などの記事もそこに入れたいです。
    …探すのに時間かかりそう。 あっ過去記事でこの記事をいれたほうがいいというのをみなさんにあげてもらうとか?
    改善案をありがとうございます。

    かとうさん、
    そうですか「○分の1」にならなくてよかったです。
    が、着地時の引っ掛けのことを心配しているのではないのでわらマットはあまり関係ないと思います(専門店さんの着地の脚に受ける衝撃には有効です)
    取り外せとは言いませんから今まで通りパニックをつくらない環境を続けて下さい。
    うさぎのジャンプ力を考えたら60cmに空間利用は狭いかと思いますよ~
    私の個人意見です。ごめんね。

    フラウさん、
    心配しすぎ考えすぎとは決して思っていない私の意見です。
    それでよろしければ転載して下さい。
    1匹でも不幸な子をつくらなくなるのなら私は嬉しい。
    Posted by tomomi at 2010年03月01日 22:36
     
    幸い 我が家のケージが80ケージなのも 有効なのかもしれませんね。あと高さを出してないからかも‥?
    わかりませんが
    何万分の1 にさせないように しますね。
    トモミさんも お体ご自愛くださいね。明日は暖かくなるみたいです☆

    あたしも転載させていただいてもいいですか?
    回りに空中ハウス使ってる方多いので 注意書きとして 。
    Posted by かとう at 2010年03月01日 23:55
    ロフトなどはアスレチック感覚や見た目などでも人気あるみたいですね。
    ハンモックとかもありますよね@@
    私も以前、空中トンネルなどを設置してる方の写真見て、
    「やってあげようかな」と思いましたが
    元々うちの仔達は改造ケージ(幅1,3m)の2階建て(2階の幅90cm、
    高さは45cmずつの階段部分だけ吹き抜け)
    2階へ行くための階段(木の箱で中に入れるようにもなってます)で
    過ごしてて、
    それを作る時から「着地するにも高さ・幅がきちんとないと」と思い
    通常ケージに空中トンネルだと着地面積キツイな、とやめました。
    リスやフェレットならいいんでしょうけど・・

    獣医さんの「怪我は飼い主が用意した環境が90%以上です」との言葉、
    そして実際にケガしてる仔も多いことを考えると、危険性をきちんと考えないとですね;

    それにしても引越しシーズンとはいえ、うさちゃんも家族なのに。。
    引越し先もそれを考慮して探せないんですかねぇ;
    Posted by まこと at 2010年03月02日 00:06
    うちの獣医も「空中トンネル」や「ロフト」は反対だそうです
    うさぎは上下運動には向いていない体をしているから そういうことで怪我をする子がとても多いそうです

    今 怪我をしていないから大丈夫というのは とっても甘い考えですよね
    今大丈夫だからといって将来も大丈夫かなんて 全くわからないことですから。。。
    Posted by ごえもん at 2010年03月02日 08:33
    いつどきも、自分の体が大変なのにがんばっているtomomiさん。
    ほんとにいつも心配しながら読ませてもらっています。
    今日の記事、転載させていただいてよろしいでしょうか?
    Posted by レン at 2010年03月02日 22:44
    かとうさん、
    私は,60も80も同じだと思っています。怪我予防よろしくお願いします。
    天気予報はずれかしらこちらは今日とても風が冷たく寒かったです。

    まことさん、
    うさぎはアスレチックをしない。という一言につきるかも…
    記事では大きな怪我を書きましたが、爪を引っかけ折ったり、抜けたり、勢いよすぎて(ジャンプ)指引っかけ失ったりという事故は多いようです。
    いずれにせよ、人次第ですね。

    ごえもんさん、
    まさにそのとおりです。
    販売側が設置している話を聞きとても残念に思いました。それを見た人たちが同じ事をするのが当然で…
    きっと怪我をした子を見ていないのでしょうね。羨ましいです。
    Posted by tomomi at 2010年03月02日 22:50
    レンさん、
    危険は知らせた方が良いですよね?お願いします。
    ここ数ヶ月ちょっと無謀だったのでぱんぱんにむくみました。
    あちこちガタがきて…きっと私の役目は、「大切にするためのきっかけ」つくりだったのだと思います。
    不運な子を大切にする。うちの子を大切にする。そんなきっかけをここを知った人に提供する場かな?
    う~ん、この身体もう知れ渡ったから「用済み休め」ということならいいのにな~もう少し心配かけます。ごめんなさい。
    Posted by tomomi at 2010年03月02日 22:58
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